4回目となる会員インタビューは、税理士と兼業で行政書士登録をされた「石井孝二税理士行政書士事務所」代表の石井孝二先生です。
石井先生にも、自身の経歴や行政書士を目指したきっかけなどをお答えいただきました。
インタビュイー:石井孝二先生
登録年:(行政書士)令和7年、(税理士)令和7年
事務所所在地:うきは市吉井町新治358-5
事務所規模:行政書士(税理士兼務)1名、補助者3名
主な専門業務:自動車登録業務、車庫申請業務、丁種封印
Q:自己紹介をお願いします
A:私はうきは市役所での20年の勤務を経て、地元、福岡県うきは市に税理士として開業した後、兼業という形で行政書士を開業し、石井孝二税理士行政書士事務所を開業しました。現在の事務所が浮羽自家用自動車協会内にあることもあり、自動車登録や丁種封印など、自動車関連業務を主軸としています。
Q:現在の主な業務とその業務を選択した理由について
A:税理士業務としては、地元うきは市を中心に、個人事業主から法人まで幅広く税務サポートを行っております。 行政書士業務におきましては、ご縁があり「浮羽自家用自動車協会」様の中に事務所を構えさせていただいた経緯から、自動車登録や丁種封印など、自動車関連業務を主軸としております。また、20年間のうきは市役所勤務で培った行政実務の経験を活かし、地域の皆様の身近な相談窓口となることを目指しています。
Q:うきは市役所職員を辞めて士業を営むことを決意した理由について
A:うきは市役所に20年間勤務する中で、地方においては組織の枠組みを超え、個人の力を尽くした方がより柔軟に地域の方々に貢献できる場面があると感じておりました。また、地元うきは市では専門知識を持つ士業が不足しており、お困りの方が多いことも実感していました。そこで、気力・体力ともに充実したこの時期に一念発起し、独立を決意いたしました。 税理士と行政書士を兼業した理由は、地域の事業者様や住民の皆様に対して、税務と行政手続きの双方からワンストップで、迅速かつトータルなサポートを提供したいと考えたためです。
Q:士業を兼業することのメリット・デメリットについて
A:メリットについては、現在、浮羽自家用自動車協会内に事務所を構えていることもあり、自動車関連の事業者様と深く関わる機会に恵まれています。行政書士としての許認可や登録などの実務をサポートさせていただく中で、事業者様の経営状態やニーズを深く理解でき、シームレスに税理士業務(税務・財務サポート)へ繋げられるという強いシナジーを実感しています。一方で、デメリットですが、やはり、税法と行政手続きの双方で頻繁に行われる法改正や実務のアップデートに対し、常にアンテナを張り、知識を維持・管理していく労力が2倍になる点です。
Q:ここだけは譲れないというこだわりについて
A:「時代の変化やデジタル化(DX)に即座に対応し、常に学び続けること」です。
現在、自動車業界ではOSS(ワンストップサービス)をはじめとするDX化の波が急速に押し寄せています。これまでの前例や慣習にとらわれることなく、新しいシステムや業務に自ら進んでチャレンジし、地域の事業者の皆様へ常に最善・最先端のサービスを提供することにこだわっていきたいと考えています。
Q:仕事以外の時間の使い方(趣味など)について
→【総会後の懇親会でも歌われていましたが、歌うことがお好きなのでしょうか?】
A:懇親会ではお見苦しいところをお見せ(お聴かせ)したかもしれませんが、歌うことも含めて、人と賑やかに過ごす時間が大好きです。仕事以外では、地元の様々な団体や地域活動にも積極的に参加させていただいております。その中での新しい出会いや多様な業種の方々と「つながり」を広げていくことが、私の一番のエネルギー源です。先日のくるめ支部定時総会後の懇親会のような、多くの方々と楽しい時間を過ごせる場にはこれからも喜んで飛び込んでまいりますので、ぜひ、またお気軽に声をかけていただけますと幸いです!!
Q:受任した仕事で忘れられないものについて
A:初めて受任した、「丁種封印」の取付業務です。 行政書士事務所を構え、念願の第一歩となるご依頼でした。事前に手順を何度も繰り返し確認して臨んだものの、いざ、お客様の大切なお車を前にして、自分の手で封印を取り付ける瞬間は、言葉にできないほどの緊張感に包まれたことを今でも鮮明に覚えています。何とか、無事に作業を終え、お客様から感謝の言葉をいただいたときの安堵感と喜びは、今後、実務を重ねていく上での私の原点です。
Q:今後の展望や目標について
A:自動車業界で急速に進むOSS化など、行政手続きのデジタル化(DX)の波にいち早く対応し、地域の事業者様が変化に遅れることなくスムーズに業務を遂行できるよう、事業者の伴走者として支えていくことが目標です。また、過疎化や後継者不足といった地方特有の課題に対しても、税務と行政手続きの両面からアプローチし、生まれ育った地元うきは市の経済活性化に少しでも貢献できるよう、日々精進してまいります。
最後に一言お願いします。
うきは市役所に20年間勤務した後、この度、地元で独立開業の運びとなりました。組織を離れ、一人の行政書士・税理士として地域の皆様の力になれるよう、日々新鮮な気持ちで実務に励んでおります。実務においては諸先輩方の足元にも及びませんが、市役所勤務で培った行政手続きの手順や地域ネットワークの広さには自負がございます。うきは市周辺での手続きや、税務が絡む案件などで諸先生方のお役に立てる機会がございましたら、ぜひお声がけください。今後とも、諸先輩方のご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
